結婚、改姓、大学院出願と日程について

どれくらい需要があるかわからないですが、自分自身が調べるのに少し苦労したため、、、入籍・改姓にあたり英国の大学院出願で注意することなどについて、まとめてみます。英国の大学院であれば、だいたいどの学校も同じ対応でいけるのかな?印象を持ちましたが、国や学校ごとに対応が異なる可能性は大いにあると思います。出願時には、ご自身で提出先に確認することをお勧めします。

 

留学エージェントに相談してみた

英国の大学院の場合、おそらく10月~11月頃に出願受付開始ですが、留学エージェントに相談したところ以下のようなアドバイスをもらいました。

 

・戸籍謄本の英訳を添えて提出すれば、出願時に旧姓・新姓の書類が混在していてもOK

・戸籍謄本の英訳が12月末に間に合うのであれば、それを待って他の書類と同時に提出するのがオススメ

・通常の方でも12月中には出願することをおすすめしてます(逆にいうと、出願フォームが開いたのと同時でなくても、12月中に提出できていれば不利になっている余裕はなさそう、とのこと)

 

念の為、第一志望の大学院には事前に、旧姓の書類で出願して良いか問い合わせましたが、婚姻と改姓が証明できる書類を提出すれば可、という返答でした。私が出願したのはいずれも日本人も多い学校だと思うので混乱はなくスムーズな対応でした。念の為、出願校ごとに確認することを強くお勧めしますが、それほど不安にならなくても大丈夫なんだなーと思いました。

実際のスケジュール

  1. 10月下旬 入籍、マイナンバーカードの書換え
  2. 11月上旬 新本籍地に新姓のマイナンバーカードによる戸籍謄本のコンビニ取得が可能となるよう申請
  3. 11月中旬 コンビニで2が完了したことを確認(10日くらいかかったような)し戸籍謄本の取得
  4. 11月中旬 戸籍謄本の英訳を翻訳会社に依頼、パスポートの氏名変更手続き(1週間くらい)
  5. 12月末 出願書類一式に戸籍謄本の英訳を添えて出願

 

旧姓で提出したもの

IELTS、大学卒業・成績証明、仕事の資格証明(氏名変更に半年かかると言われた。なぜそんなに…)

 

新姓で提出したもの

CV(ただし論文の業績はほぼ全て旧姓)、エッセイ、推薦状(推薦者の方には依頼時に入籍予定であることを説明して新姓で準備して頂いた)、パスポート

戸籍謄本の英訳は、イギリスのビザ申請のために大使館が推奨している翻訳会社リストの中から価格等を見て適当に選びました。リストはこちら(gov UKのサイト)

 

私の場合さらにややこしかったこと

もしかしたら普通に入籍と出願だけであれば、ここまで大変ではないのかもしれないです。というのも私の場合は

  • 夫も海外赴任中で2ー3ヶ月に1度しか帰国しない

  • 私自身も夏に2ー3ヶ月の海外出張があった

  • 当初は夫の家族も海外赴任中

  • (オンラインではなく)両家両親が揃ってのお顔合わせを追求した

という事情もあったので入籍もこれ以上早めることもできず。結果的に本当に(最低限の余裕を持ちつつ)滑り込みセーフという感じでした。物理的には最低限の余裕はありましたが、精神的にはもっと早い時期に入籍した方がよかったと思います・・・。

 

結婚式の時期について

結婚式は3月だったので入籍から4ヶ月ほど空いてしまいました。入籍と同時に結婚式の方が美しいとは思ったけど、正直入籍はこれ以上遅くできなかったし、逆に結婚式を早くすると大学院出願の書類準備と被って発狂していたと思う。12月に出願を済ませてから、ゆっくり結婚式の打ち合わせなどに取りかかって、渡航時期が始まる前に結婚式+その後のご挨拶諸々ができる日程でよかったです。

 

こんな無謀なチャレンジをする方はそうそういないと思いますが、留学をきっかけに結婚を考える方もいらっしゃると思うので、ご参考になれば幸いです。

 

ちなみに、留学エージェントについて

留学エージェントはSI-UKさんの無料コンサルトです。通常であれば、出願の手順の説明や、志望校選びから相談に乗ってくれるようです。私はこの会社を知る前に自分ですでにCVやエッセイを仕上げているくらいに調べ尽くしていたので、1時間の面談の時には、こちらから事前にCVとエッセイをお送りした上で、上記のようなピンポイントの相談を幾つかさせてもらいました。正直必要な作業は全て自分で済ませていることが分かったため、本契約には至らず(担当さんも、もうあまりいらないかもですね、、、という感じでした)。でもこういった臨機応変な対応をしてくれるのは好印象で、良い会社だなと思いました!

 

英語での出願手続きの細かいプロセス不安があるという方、仕事が忙しすぎor出願まで時間がなく自分で色々調べる余裕がないという方は、留学エージェントにお願いしてお金で解決するという手もあると思います。無料面談は本当に無料なので、迷っている方は検討してください!